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絶滅危惧種の発見

絶滅危惧種「トウサワトラノオ」を発見しました!

私たちは、2006年6月、栃木県下野市(旧南河内町)で県内では絶滅したとされていたサクラソウ科の多年草「トウサワトラノオ」を発見しました。
  栃木県から委託を受けて、江川五千石地区ほ場整備事業の生態系調査業務を行っていた際の出来事です。「トウサワトラノオ」は、環境省レッドデータブック(RDB)でも最高ランクの絶滅危惧種に指定され、この下野市を含めて全国でも2か所(もう1か所は愛知県)しか生育地がなく、しかも今回大量に確認され、希少性は極めて高いとされています。
  下野市の広瀬市長も記者会見で「貴重な植物。市民みんなで守っていきたい」とコメントされました。
「トウサワトラノオ」
サクラソウ科の多年草で維管束植物。長さ20~40センチ程度の茎を持ち、湿地に群生する。5~6月にかけ、大きさ1センチ程度の小さな白い花を咲かせる。中国で多く生育することから、同国を意味する「トウ」(唐)と湿地を表す「サワ」、さらに花の咲き方が虎の尾に似ており、名付けられたとされる。

トウサワトラノオ発見時の関連記事(平成19年6月)
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発見から7年後、環境保全設計により元気に繁殖した頃の記事(平成26年5月)
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