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土木学会研究発表 2023

優秀賞

研究タイトル「スマートフォン等を使用したLiDAR/TrueDepth計測等安価な機器を用いた計測技術によるDX」
 

第一測工株式会社 空間情報事業部は、令和5(2023)年11月2日に開催された技術研究発表会において、「優秀賞」を受賞させていただきました。

     令和5年度「土木の日」の集い並びに第41回研究発表会

     栃木県建設技術協会・土木学会関東支部栃木会及び栃木県魅力ある建設事業推進協議会 共済
     研究タイトル「スマートフォン等を使用したLiDAR/TrueDepth計測等安価な機器を用いた計測技術によるDX」【優秀賞】
     発表者 第一測工株式会社 空間情報事業部長 野田剛太郎


研究発表の要旨――『安価な3次元計測機器の可能性を探る』そして『測量DXの達成なるか?~測量技術+システム開発技術+情報通信技術でDXをめざす』
 i-Construction や建設DXの普及によって公共測量分野において移動計測車両(MMS)、UAV レーザ、地上レーザスキャナ(TLS)など高価な機器による計測技術が利用される中、デジタルカメラを用いたSfM/MVS や ス マ ー ト フ ォ ン を 使 用 し たLiDAR/TrueDepth など安価な機器による計測技術も注目を集めている。これらの安価な計測機器による計測技術は、一般測量の分野や文化財のデジタルアーカイブ化など、幅広い活用が期待できる技術である。本研究では、安価な機器による計測技術の可能性について考える。(論文本文より抜粋)


 数年前までは、三次元計測には高価な計測機器を使うしかなかったが、本研究のように、計測対象によって機器の使い分けは必要だが、色々と興味を持ち工夫することによって、安価に、迅速に、手軽に計測できることが分かった。この省力化の試みは、財政面だけでなく環境面や労働面の働き方にも貢献できる一つのDXである。これからも我々技術者は最新テクノロジーにアンテナを張り、業界に貢献するべく努力を続ける必要があると考えられる。(論文本文より抜粋)